私が漢方内科に通い始めたのは、逆流性食道炎と診断されて少し経った時です。
消化器内科で胃カメラを撮ってもらい発覚したのちに、タケキャブという薬を出されて服用していてかなり改善したものの・・
微妙に残る不快感(それは、自分の中ではかなり不快)に悩まされて探し出しました。
そこからは、ずっとお世話になっていて家族で通っているのですが今回は、風邪をひいてしまいその漢方も出してもらえました。
私は、咳が残るタイプでかなり大変な思いをすることが多いのですが漢方薬を飲むと
私も子供達もかなり治りが良くなるので気に入っています。
場所が結構遠くて大変なのですが、かなり効きが良かったので記事にしました。
目次
風邪をひいていた前回から漢方薬が変更
逆流性食道炎で通う漢方内科では、勿論内科という事があり色々な症状の人がいます。
風邪気味の時にも診察してもらって漢方薬っていいな!と思ったのが、普通の内科では、
万人に同じ薬が出されがちですが、こちらでは、その症状に応じて(体質も)オーダーメイ
ドでは無いですが、その時の症状にあった薬を出してくれるので治りが早いのです。
待合室には、沢山の人がいて物凄い咳き込みをしているおばさんがいてなぜ、マスクをしないのかなと思っていたら、看護師さんとの話で【喘息】気味の咳という事が分かりました。
通っている漢方内科では、心療内科的なことやアトピー、ぜんそく系の方も診ているので
沢山の症状の人が居ます。初めは、漢方以外の薬も出しつつ体質改善を行っていくそうで評判は上々の様です。
ものすごーく、細い人などもいて顔色が凄く悪かったりしてもしかしたら、拒食症なのかなと思える人や小学生、中学生の子達も結構います。
今日は、診察室に入ると先生のご様子がいつもとちょっと違い元気がありませんでした。
前回から風邪の症状で通っていましたが風邪から2度目の診察です。
咳が出ていたので麦門冬湯が出されていまして
・六君子湯(りっくんしとう)
・麦門冬湯(ばくもんどうとう)⇒小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
・辛夷清肺湯(蓄膿気味)
と
・六君子湯
・加味帰脾湯(かみきひとう)
・麦門冬湯 ⇒なし
だったのが赤字の部分が青字に変更になりました。
下の子にも以前は小青竜湯が出ていましたが今回は出なかったです。
前回来院した時は、予約していたので頑張っていきましたが、子供の風邪が移ったのか本当に体調が悪くてしんどかったですが現在すっかり良くなりましたが
鼻水からの蓄膿症の症状を感じていたのでそれ用の漢方薬が出されました。
(この様に、症状が変化した場合薬も変更して貰えます)
・六君子湯
・胃苓湯(いれいとう)⇒六味地黄丸料(ろくみじおうがんりょう)
・小柴胡湯(前回喉も痛いと良い頭痛にも効くとか言っていたような??)⇒辛夷清肺湯
に変更になりました。
六味地黄丸料(ろくみじおうがんりょう)の効果なんですが
疲れやすい、めまい、老化による腰痛、体質が虚弱な子供の体質補強・・などなど
これを飲んでから疲れやすさが減っている気がします。
六味地黄丸料
こちらの漢方薬は、お湯に溶かして飲むと少し酸味を感じる味です。
私は、好きな方の味で乾燥している体質の人(ほてりやのぼせ)に向いています。
自分では、乾燥している自覚は無かったのですが、舌を診せる(舌診)と乾燥していると言われました。自覚症状が無かったので驚きました。
実際に薬局で処方される時には、胃腸が弱くないか聞かれました。(胃に来る人もいるそうです)
先生に、イライラする??と聞かれたのですが(イライラには抑肝散)すぐに違う会話になり(笑)舌を診せてと言われてバタバタと診察が終了しました。
抑肝散は、次回出してくれるそうです。イライラは年中しているので(;^ω^)何とも言えませんでした・・・とにかく先生はテキパキというか早い早い!!
薬局に立腹の中年男性がいた!先生の元気のなさはこれ?
薬局に入るとかなり怒っている男性がいました。
どうも、先ほどの漢方内科の医師にご立腹のようでした。薬剤師の人に愚痴っています。
確かに、中国人の先生で好き嫌いは分かれそうなタイプで、その日によって機嫌も良かったり悪かったりするので私はあまり気にしませんが(治ればいいと思っているので)
人によっては、二度と行かないと書いてある口コミもありました。
相性がありますからね。その時、薬局にはもう一人男性が居たのですが、その人は、以前通っていたけど先生に不満を抱き病院変えた!と言って一緒に悪口を言おうとしていましたが当初の男性は、一緒に愚痴りたかったわけでは無くて流していました。
確かに、日本語が通じない時がありますが、看護師さんがフォローしてくれるので不便はあまりないですが、見立てはしっかりしているので通っています。
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身内も不信感!でも見立ての良さに今も通う
私の身内にも紹介しました。
先生の診たてはすごいね!!と紹介したことを感謝されたのですが・・・
ただ、前回OK出された事に対して、次回診察時にダメと言われて少々不信感を感じたみたいですが、効果を感じているのでそこは、目をつぶり通っています。
そんな事もあり・・・ちょっと疑問を感じた事もありましたが効き目は抜群だったようで今も通っています。
先生も人間・・色々な人を診ていると分からなくなる事もありますよね!!とにかく激込みなので・・・
漢方薬の劇的効果!子供の寝つきが良くなった!
子供も一緒にかかっていますが、一番の効果を感じたのは寝つきが良くなった事です。
昔から寝るのが下手で、入眠が苦手でした。
熟睡できないことも多くそれは、こどもにとってあまり良くない事でした。
初漢方が出された日は、効き目が速攻あり!
六君子湯とともに帰脾湯(きひとう)が出されて
その日病院ですぐに飲ませ帰宅してからビックリする位すぐに横になり寝てしまいました。
良く赤ちゃんの頃とかに、ご飯食べながら寝たとか、ソファーでテレビ観ている間に寝ちゃったとかいう話を聞きますがうちの子達はそういう事は合計一回くらいしかなかったのです。
本当に寝つきが悪くて寝かしつけにも苦労したんですが、もしかしたら不眠気味というのは赤ちゃんの頃からあるのかもしれませんね。
夜泣きに悩む赤ちゃんにも漢方は良いかもしれないなと思いました。
初めて漢方を処方された翌朝、
あーーーよく眠れた!!
と言って起きてきた時の嬉しさを忘れられないとともに今まで小さい身体で本当に眠りが浅かったんだ。
と親として本当に申し訳なかったです。子供の声にもっともっと耳を傾けないといけないなと思いました。
帰脾湯と加味帰脾湯の違いは何だろう??
今は、
帰脾湯から加味帰脾湯へ変更になり違いを調べてみました。
加味帰脾湯は、帰脾湯に柴胡と山梔子を加えたものだそうです。
まず、
柴胡の効能は
熱を下げる、炎症を抑える、肝臓の解毒作用、気分の安定という効果
そして
山梔子の効能は、
熱を取り、のぼせ感やイライラを抑える、不眠を改善する
熱を抑える効果により、帰脾湯よりもより
不眠症状やイライラ、を抑えるという事らしいのですが・・
薬の説明にも
虚弱体質の血色が悪い人向けと書かれていて・・・
超絶元気いっぱいに見える下の子ですがこの様な体質だったのですね・・
赤ちゃんの頃に手足の冷たさにびっくりした記憶があるので・・
今のうちに体質に気が付けたのはまだよかったかもしれません。
その日以来、夜は熟睡出来ているようで(本人曰くですが)
朝も割とスッキリ起きれているようで・・しかし、夏なのでエアコンなどの関係で暑かったり寒かったり親が調整して自律神経もなるべく乱れない様に食事にも気を付けようと思います。
漢方薬はあくまで補助として日々食事で健康を保つことが出来るように!!精進します。
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