旦那の腫瘍が見つかって手術で組織検査をするまでは癌と確定はされていなかったものの膀胱の腫瘍は、ほぼ9割悪性とネットに出ていたので腫瘍があった時点でこちらはもうかなり絶望的な気持ちでした。
旦那が癌になって最初の数日の記憶がほぼない
膀胱腫瘍の事しかわからないので他の癌の事は分からないのですが膀胱癌というのは基本的に腫瘍が発見されてから手術で組織診断と治療を兼ねた経尿道的膀胱腫瘍切除術というのを行って始めて確定診断されるんです。そしてステージに寄って治療法や予後も全く変わってきます。
発見から手術まで結構間が空くので結果が分かるまで気が休まりませんでした。
(元気に振る舞っていたつもりでしたが)
丁度外出自粛の時期だったので子供も旦那も家に居て3食作りつつ家事をして残りの時間はとにかく暇さえあればネット検索していました。
ネットっていい話もあれば物凄く落ち込む話もあってしかも体験談が一番上に来なくて医療系の検索すると○○大学とか◎◎泌尿器科とかそんな情報が多くて実際の体験談が見つからなくて困っていました。
でもたまにすごく勇気づけられるブログや思い切ってメッセージを送ったりして励ましてもらえたり助けられたので今回この記事を書きました。
旦那が癌になって落ち込む日々から現実に目を向けてお金の事をしらべまくった
もう落ち込むだけ落ち込んで丁度外出自粛の時期で良かったと思いました。
実家に子供達が遊びに行く予定がありましたがとても親に顔を合わせられる状態ではなかったからです。(今も親には話していません。)
家族が癌かもしれないと言われた時に色々調べるのが怖いという人と調べないと怖いという人に分かれるみたいでうちの旦那は、全く調べてないみたいでした。
(怖かったのか未だに本心は分かりません。本人に聞いても別に平気と言っていました)
私が余りにも落ち込んで一度は旦那の前で号泣してしまった事がありその時に
【泣かれると不安になるから泣かないで欲しい】
みたいなことを言われたのでそれ以来旦那の前では一切泣かない様にしました。
泣きたい時はお風呂や布団をかぶって泣きました。
落ち込むだけ落ち込んでからは、治療法も沢山調べたし後はその後の経済的なことを色々と調べました。
・加入している医療保険について
・仕事を長期休みになった時に補償される保険について
・自分が働いてどれくらい稼げるようになるのか
などを具体的な金額を出していき少しずつ現実をみるようにしました。
関連記事⇒旦那が癌になった時にかかった費用とがん保険について
旦那が癌になって家族が出来る事は色々調べることあとは本人の性格による
私はとにかくどんな時でも悩みがある時は本を読んだりネットで調べたりと知識を付けて安心するタイプなのですが旦那は、反対で病気の事についても軽く調べる位で後は医師に任せているみたいな感じでした。
実際には、色々調べているかもしれないですが特に入院手術についての知識なんて旦那は1泊2日位だと思っていて(実際位は、5日間入院)
そんなわけないでしょ!と言って私が調べまくった入院・手術についてのあって便利だったものなどを全て用意しました。
実際にそれがあって入院中とても助かったみたいで病院の説明も細かい部分までは特に説明がなかったのでご自分で調べる患者さんでない場合はある程度家族が細かい部分を調べてあげる必要があるのだなと思っています。
入院して手術してからは、1日位全くベッドから動けなかったので私が調べたものが無かったら絶対に不便だったと思うのです。
それ位うちの夫は下調べをしないタイプなのでそういうタイプの患者さんをお持ちのご家族は代わりに調べてあげると役に立つことがあります。
しかし、本人も辛いですが実は患者の家族も相当メンタルがやられるのも事実です。
なので、実際には、調べなくても病院で何とかコンビニで済ますこともできます。
ただ、病院の入院のしおりに書いてあるものは必要最低限であると便利な物はあまり書いてないことは事実です。
人生には思っても居なかった事があります。でも、きっと何か意味があるはずと思ってとにかく前に進むしかないのです。
悩んでいる時に他の癌闘病ブログなどで凄く励まされました。(YouTubeなども)
病院によってはそういう会もあるようなので1人で抱え込まないで誰かに頼ってくださいね。