あの時の気持ち青天の霹靂という言葉はこういう時に使うのかなと思ったのです。
まだ40代の旦那が癌になりました。(ステージ0の膀胱癌)
関連記事⇒旦那が癌になったとき検査結果が出るまでの50日間妻の気持ち
その時に様々な方の体験談が本当に励みになったのです。
そして、リアルな記事であればあるほど助かりました。なので、今後家族が癌と診断された時の為に役に立てればと書きました。
今回の記事は
・診断されるまでにかかった費用
・検査手術入院に掛かった費用
・保険会社からの給付金
・会社からの補償や加入している保険について
についてまとめました。
目次
旦那が癌になったときにかかった費用
はじめに、流れを説明します。血尿が出てから近所の泌尿器科クリニックへ行きそこでは、エコーと尿細胞診を受けてから念のためにCT検査を総合病院で受けてから膀胱鏡をクリニックで受けました。
そこから大学病院を紹介されて入院前の検査とMRIをしてから入院して経尿道的膀胱腫瘍切除術という手術を受けました。
・初診(クリニック)エコー尿検査⇒5500円 1/24
・総合病院CTウログラフィー検査⇒8000円 2/10
・クリニック膀胱鏡検査⇒5310円プラス薬代600円 3/9
・診察・術前検査(心電図、レントゲン、血液、尿)⇒7830円 3/16
・診察・呼吸機能検査⇒990円 3/23
・MRI検査⇒9410円 3/28
・入院・手術 4/8から4/12⇒113091円
(健康保険限度額適用認定証使用)
病室・・大部屋は無料でしたが空きがなく1日5000円×5日含む
・病理組織検査結果診察・診断初代(保険)⇒1570円・7944円 4/30
ここまでの合計で160245円でした。
今までお金の事も考えられずとにかく不安だらけだったのですが改めて書きだしてみるとかなりのお金がかかっていますね。
旦那が癌にかかった時に出る保険金(上皮内新生物)
ここからは、保険金について書いて行きます。(電話でコールセンターに聞いた話なので実際の契約については各自お問い合わせください)
我が家が加入している保険は、アフラックさんの21世紀がん保険
新健康応援団 特約Maxを付けています。
加入した年齢で月額料金が決まります。(旦那は月4379円)
アフラック21世紀がんほけんの内容
・診断給付金は悪性新生物で100万円・上皮内新生物10万円(それぞれ1回のみ給付)
・手術給付金 20万円(手術内容により間を空ける期間が変わるが何度でも出るとのこと)
・入院給付金は1日目から無制限で1日10000円
・通院給付金は5日以上の入院の後の治療を目的とした通院に適用され1日5000円(365日以内で最大60日間が上限)
・特約マックス21はがん以外の入院通院保障と手術給付金が出るものです。
5/11時点で
現在診断書が届きアフラックさんへ給付金申請中ですが診断結果により上皮内診生物となったのでおそらく給付される金額は
・手術給付金 20万円
・入院給付金 5万円(1万円×5日)合計 35万円
と思われます。(また結果が届き金額変更があれば追記します)
旦那が加入している保険について
数年前に家計の見直しをした時に生命保険は、大幅に変更しましたが医療保険・ガン保険に関しては旦那が独身時代に加入しておいたものを継続しています。(入っていて良かったです)
・ひまわり生命 65歳まで 月10万補償 月3510円
・日本生命(払い済み) 1320700円社内団体保険
・東京海上日動(所得補償) 免責期間7日 てん補期間2年 保険金額55000円(おそらく月55000円補償)・損保ジャパン 所得補償 支払い対象外180日 標準報酬月額の80%
保険は、貯金がしっかりあり治療費がかかってもそこで賄える場合は入らなくても良いというご意見もありますが我が家の様に大黒柱の夫が病気になりまだ子供も小さい場合は、金銭面での不安が少し軽減されるだけでも気持ちが大きく違うのでもし貯金額に不安がある方は是非保険の加入を(病気になる前にご検討される事をおすすめします)
無料保険相談の【保険コネクト】では無料でプロのアドバイザーが保険の相談に乗ってくれました。
我が家の保険も全て相談して数年前に家計の見直しが出来ました。
生命保険は、同じくらいの保障額で月額支払いが相当下がって助かっています。
保険は、家族構成や時代と共にも変化が必要な場合があるので最低でも5年おきに相談すると良いとも言われました。
病気になるとそれだけでメンタルがやられますがせめて金銭面だけでも安心できると少しは違うと思います。
(正直言えばもう少し医療保険は最新のものにしておけば
・診断給付金も複数回出るものもある
良かったとも思うのですが旦那はもう変えられないと思うので私の保険を見直ししようと思っています)
旦那が癌にかかった時に会社から出る補償について(付加給付)
旦那の会社の人が教えてくれて知った情報ですが会社の健康保険では、付加給付という入院、外来で1月に掛かった金額から25000円を超えた金額を負担してくれる制度がありました。
まだ支払われていませんが今回の膀胱癌手術入院までで
25000円の医療費を超えた月は4月で(3月はギリギリ23540円でした・・これが同月なら負担されていたのか)
4月には、入院代・診察代で114661円かかっていてそのうち25000円は4人部屋料金で自費扱いなので
114661円-25000円(部屋代)=89661円
89661円-25000円(付加給付分)=64661円
64661円が後日給料口座へ振り込まれるという予想です。
という事で、入院で掛かったお金の中で病室や食事代以外は会社からの負担金で
実際にかかる費用は、25000円で収まるということです。
もう一つ限度額認定証というものを発行しておいたので窓口負担が最低限で済みました。
医療機関等の窓口でのお支払いが高額な負担となった場合は、あとから申請いただくことにより自己負担限度額を超えた額が払い戻される「高額療養費制度」があります。
しかし、あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担になります。「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口(※1)に提示すると、1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額まで(※2)となります。
※1 保険医療機関(入院・外来別)、保険薬局等それぞれでの取扱いとなります。
※2 同月に入院や外来など複数受診がある場合は、高額療養費の申請が必要となることがあります。保険外負担分(差額ベッド代など)や、入院時の食事負担額等は対象外となります。全国健康保険協会様webより引用
自治体によるがん治療費の補助金
色々なネットの情報やYouTubeでみたのですが自治体によってはがん治療費を手厚く出してくれる所もある様です。
今回調べてみると自分の自治体では、抗がん剤による脱毛のウイッグ代を補助してくれたりでしたが本当に自治体により補助金の充実度は違います。
家族が病気になった時に始めは混乱してしまうかもしれませんが使える制度は自分で申請しないとダメな場合もあるのでお住まいの自治体の制度を確認する事も大切です。
旦那が癌になった時にかかった費用まとめ
今回は初診から退院後の診察まででかかった費用総額と予想される給付金や補助金をまとめました。
膀胱癌は、グレードにもよりますが再発率が高いと言われていて今後も定期的な検診がかかせません。最初の数年は、3ヶ月おきに膀胱鏡検査などが行われる予定です。
取りあえず手術までは、160245円の出費があり
保険金から35万 健康保険から64661円頂ける予定で
254416円分黒字になるのかなと予測しています。
(実際の金額が出て差が出ていたら追記します)
もしも保険に加入していなくても健康保険の制度で95584円の出費でしたが我が家にとっては大金ですので保険に加入していて本当に良かったと思っています。
今後もし再発した時にも手術給付金20万円は出ると思うので費用の心配は少ないです。
もしも、今後の保険を考えている方は、是非早めのご検討をおすすめします。
無料保険相談の【保険コネクト】無理な勧誘も無く勧められた保険に納得いかなければ断って帰ることも可能です。私は、実際その場では気持ちが固まらず一旦帰宅しました。
(後日電話で加入する事を伝えて面倒な手続きはやってもらえました!!)
次回の記事では、今後の治療予定とかかる費用や家族としての気持ちとどんなふうに混乱した気持ちを乗り越えたかなどについてまとめます。