【ストレス】漢方薬は精神的な不調に効果あり!!

適度なストレスは、必要とも言いますが、自分のストレスの受け皿から溢れてしまうと時として、ストレスが身体や心に影響を与える事もあります。

そんな時、漢方薬が効果を発揮するかもしれません。

私は、若い頃にストレスを感じると喉の左側が詰まる様な感覚に襲われる事が多かったのです。丁度、泣くのをこらえている感じの感覚が続きます。

この症状は、結構現代人に多いみたいで、ヒステリー球などとも呼ばれます。

喉に玉の様なものがある感覚で、あまりに続いて心配になり耳鼻科で喉をカメラで診てもらっても何も無かったのです。

この症状に良く効いた漢方薬の事、自律神経の乱れのことなどをまとめました。

息苦しさと不安感に漢方薬が劇的に効いた経験

私が初めて漢方薬が効いたと感じたのが

心の不調だったので漢方薬は精神的な不調に効く!!と思っているわけです。

若い頃不摂生とストレスから徐々に体調が悪くなりました。元々、自律神経が乱れやすい体質でしたが、学生の頃本当に精神的に不安定になり体調を崩したことがありました。

学校は、単位を取れればあまり行かなくても大丈夫で平日にもお休みがありバイトなども夜まで入れていたりして疲労とストレス様々な要因が重なり・・

主な症状は、夜寝ようとすると息が出来ないような感覚に陥って

自分の中では、窒息してしまいそうで毎晩夜が怖くて怖くて

横になると苦しくてでも、眠いし私のベッドが壁際にあったのですが、そこにもたれかかって寝ていました。

朝方になるとやっと眠れてそこから爆睡するのでまた、生活リズムが崩れて悪循環に陥りました。

実家暮らしだったので心配性の母が私を見て居る方が辛かったかもしれません・・・

サプリメントとか色々試した覚えあるのですが(母がそういったものに詳しい)

一番効いたと感じたのが、個人でやっている漢方薬局で出してもらった漢方薬でした。

私は、もうフラフラで歩くのも母に支えてもらって家から遠かったので疲れ果てていました。

でも、お店に入ったとたん、何とも言えない風貌の髭を生やした白衣のおじさんが

こちらを向いて話を聞いてくれて物凄い安心感があったのを覚えています。

問診票を書いて

それが終わると・・そこに横になってください。と言われて、

ベッドでお腹を押されたり色々聞かれたりして

それで、舌を診せて!!と言われたりして顔色を見たり脈を取られたり

今思えば、脈診、舌診、望診など色々な事をしていたのですが当時は、怪しすぎると思っていました。

でも、この人になら、悩みを恥ずかしがらず全て話せました。今、夜眠れなくて凄く不安で怖い息が出来ないかと思うとという話もしました。

症状が出てから病院には行っていませんでした。勘ですが、行っても疲労によるストレスですと言われる気がして行ってもいませんでした。

薬漬けになるのも怖い気がしていました。

その漢方薬局の方は、一通り終わると

大丈夫!!良くなるよ!!

今、効く薬を処方してあげるね!!と言ってくれました。

凄く励まされて嬉しくてそれだけでちょっと症状が良くなった気がしまた。

 


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そういったのち、奥に入り薬草や薬が沢山あるスペースで何やら作っていました。

初回だからか、お試しなのか煎じたものを飲ませてもらいました。めちゃくちゃ苦かったですが

そういうものには、慣れていたので飲めました。

(何より治りたい気持ちが強かったです)

身体が温まってポカポカしてきました。

母がお会計をしてくれて(払う気力もなかったのです)粉薬の漢方薬を持ち帰って飲むことになりました。

※症状から漢方を配合してくれて作ってくれました。

正直お値段は、高かったと母が後に言っていました。

ずーっと毎日暗闇を手探りで歩いていて光が見えない状態だったのですが

(多分うつっぽくなっていたと思います)

久しぶりに希望が見えたからか明るい気持ちになって楽しい気分で帰れたのです。

そこは、田舎なのですが大きなターミナル駅で母と豆腐の懐石料理を食べて帰った覚えがありますね。おいしかったな・・・

この漢方薬が劇的に効果を発揮して私の症状は、どんどん改善していきました。

今となっては、当時の体調気持ちをメモに詳しく書いておけば良かったですが、余り詳細なものは無く、はっきりといつから改善したかは、分かりませんが、夜も寝る時に怖さが減って、息苦しさも改善していきました。

恐らく、今思えば自律神経が乱れていたのだと思います。

漢方医学的考え「心身一如(しんしんいちにょ)」の意味

漢方医学的意味合いで心身一如とは、

心と身体がひとつに繋がっているという

意味で精神的な問題が起こる時には、必ず身体の不調を抱えている事があるという事で

まずは、身体の不調を整えていくことを重視するのですが・・・

私は、この言葉を最近まで知らなかったのですが

病気になると途端に不安になって心が弱くなり周りの人のありがたみが分かるのですが

元気になるとまた横柄な気持ちが出て来て不満などが噴出してきます。

これは、私の性格上の問題でもあるのでしょうが・・病気になると心も弱るというのはちょっと実感として感じる事が多いです。

高熱が出た時に一人で苦しんでいたりするととてつもない不安に襲われたりしませんか?

人間の心も身体も支配してしまう自律神経とは

自律神経というのは、自分の意志でコントロールできない身体の働きです。

脈をうったり、血圧を上げ下げしたり、体温調節だったり、体内のリズムを調整する器官で、内臓の働きをコントロールしています。

交感神経と副交感神経があって身体の中で反対の働きをするんですね。

汗をかくと体温が下がりますし、緊張すると心臓がどくどくしますね・・・

この生きていくうえで欠かせない自律神経が乱れると結構大変なのです。

脳に、送る信号が何らかのトラブル(ストレスなど)で混乱すると自律神経が乱れ始めます。

こうなると、身体のあちらこちら、精神のあちらこちらで不調が現れる事があるのです。

身体の症状では、頭痛、肩こり、耳鳴り、めまい・と言った症状

心の症状では、 不安感、イライラ、怒りっぽい などと言った症状

その他にも、その人によって出る症状は様々で・・厄介な事に

西洋医学的な検査をしても

臓器などに異常が見られないので原因不明の扱いになる事が多いのです。

これが、余計に患者自身を混乱させてしまう原因ですね。診断がはっきりしない症状は、本当に多く、自律神経が乱れている原因がとても多いのです。

自律神経が乱れて起きる症状は・・・先ほど挙げた症状ではあげきれない程沢山あって

原因不明となると念のためといって、薬を出されて全く見当違いの薬を長期服用する羽目になる事もあるのですね。。

私は、ずっと悩んでいた逆流性食道炎に関しても

自律神経が関わっている

とも言われていて・・実際に自律神経を整える漢方薬を処方されてから劇的に症状が改善していきました。(波はありましたが・・・治って・・・また症状が出てと言った感じで)

私の後輩の子で会社に来るときに毎日お腹を下している子が居ました。本当に毎日なので辛いと言っていて・・・可哀想でした。

過敏性腸症候群と言われていたのですが、病院へ行っても具体的な薬は特に出ず下痢止めとか胃腸薬とか・・・今思えば、自律神経が乱れていたのかな??なんてことも思ったり・・・(分かりませんがね)

更年期にも漢方薬が効果を発揮する!?

今や女性だけではなく・・男性も更年期障害が起こる人が居ると言われていて・・・

もはや誰もがかかる可能性のある症状ですが・・・

我が家は、母の更年期が結構大変で(◎_◎;)猛烈にイラついてい母を小学生くらいの時の記憶があって・・・めちゃくちゃ恐ろしかったので・・・

自分もあーなるのか??と思うと(もうちょっとなってる??)今から対策をしなければ・・とかなり焦っています。

更年期対策として考えている事は3つあって。。

運動を沢山する事

精神的なストレスを発散する効果があるそうで。。これも自分で落ち込みが酷かった時に無理にでも子供と歩いた時に結構気持ちがさっぱりしたので取り入れたいと思っています。

(勿論、余りに落ち込みが酷すぎて外出できる状態じゃない場合も考えられますが)

・マリエン薬局の更年期対策ブレンドを飲む

私が愛してやまないマリエン薬局さんのハーブティーの中で更年期用のブレンドがあるのでこれは是非是非活用しようと思っています。

私が信頼しているマリエン薬局のハーブティーについての記事はコチラです!!

・漢方治療

コチラも信頼している漢方薬治療ですが・・・

更年期障害は女性ホルモンのバランスが崩れて起きる症状・・・

ホルモン低下が著しく低下している場合や、症状がかなり重度の場合は

漢方が効き辛い事もあるそうで・・・そういった場合は、婦人科との併用を考えているのですが近隣に婦人科と漢方医療を併用しているクリニックを見つけたのでチェックしています。

今通っている漢方内科も婦人科の症状にも対応してくださいますし・・また、西洋医学的なお薬も併用をしている先生なので(むしろ不眠などの初期症状は睡眠薬と漢方との併用も積極的に進めてくれる)

西洋医学、東洋医学の良い所を取り入れつつ安定した更年期を送れると良いなと考えています。

更年期障害の症状の代表的な症状は色々ありますが(発汗など)その中の一つに上げられる・・・

ヒステリー球

というのがあります。

私は更年期じゃないのに長年感じていたことがあり・・これがまあ不快で(-_-;)

喉に何かが詰まっている様な??物凄い不快感・・・

これは、気がうっ滞(停滞)している事が原因で・・・

私が漢方薬局で処方されたのが・・・半夏厚朴湯・・・これは凄く効きましたがまた落ち着くと再発したりして数年続きました。

最終的に治ったと感じたのが

喉のあまりの異物感に腫瘍でも出来たのかと思い・・耳鼻科でマイクロスコープ??

鼻から入れる様なカメラ??だったかな??を入れてもらって喉の異物感あるようだけど喉には何もないよ・・と言ってもらえてから安心したのか・・・消滅した覚えがあります。

今も、たまになったりしますが…軽度ですが・・・

思えば、小さい頃から極度の不安感がある時に、(例えば学校の朝礼でいきなり全校生徒の前で話さないといけない時とか)喉の奥がキューーーーんと痛くなった覚えがあって

友達に仲間外れにされたとか、恋人に振られたとか・・・そういう時に間違いなく喉の奥がキューンとして苦しい様な感じがしたのでこれが気のうっ滞というのかな??

嫌な事を飲み込んでしまうタイプでもあり・・そういう時にストレスとしてそこに気が溜まるのかな??

とかってに解釈しております。

人によっては、

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

の他に

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

などもあるそうです。(証によって判断されます)※それぞれの体質

まとめ

こころの不調・・・現代人は、ストレスが本当に多いと言われていますよね。

頑張って、無理して・・・食いしばって毎日を生きている人も

本当に、毎日お疲れ様です。

誰にでも突然やってくる可能性のあるこころの不調

元気なうちに少しでも、いざとなった時の為の対策を考えておくと

役に立つかもしれません。

いざ、元気がなくなってからだとネット検索する気力も無かったり・・・

そういう時は、周りの人がもし こころの不調に気が付いてあげられたら・・・

決して無理はさせないで・・優しく・・のんびりさせてあげるのが一番良いようですが・・・

なかなか難しいですよね。

もし、少しでも気になったら 漢方薬を出してくれる薬局や信頼できそうな漢方内科を探して

行ってみると良いかもしれません。

漢方内科でどんな診察をするかを書いた記事はコチラです。

【漢方外来】どんな診察をするのか??どんな症状に効果があるの??

長々と読んでいただきありがとうございました。


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