初果はあるけどまずい!!漢方薬の正しい飲み方とは??
あなたの漢方薬のイメージってどんなものをお持ちですか??
私は、中国!! まずい!! 苦い!! 臭い!!(笑)と言ったものでした。
私はちょっと特殊な位漢方薬に慣れていたので平気ですが、(実家の母が医療系の上健康オタクで)漢方どころじゃないような超絶まずいものを健康のために食べさせられて(笑)いたので漢方程度ではびくともしません(;’∀’)
あれは・・小学校の頃ーーー遠い目・・・炎天下の中ランドセルをしょってただいまー!!と帰って喉乾いたー!!
いつも麦茶が用意されているのでテーブルの上のコップを一気飲み!!した私・・
ブーーー!!
全部、吐き出しちゃいましたね(◎_◎;)お酢でしたね。。。母の新しい健康対策でした。( ;∀;)なーにやってんのよ!!( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \で終わりましたが・・爆笑を誘ったようですが
後は、酢大豆もまずかったな~あれなんだろう??酢も大豆も苦手な私にとって最強の組み合わせでした。
母のブームのスパンが短くてありとあらゆるものを飲んだり食べたり最近話題の
炭もかれこれ10年以上前に水に溶かして飲まされました。母、時代を先取り!!(◎_◎;)
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さて、漢方薬の正しい飲み方でしたね・・(;’∀’)脱線しました。
漢方薬を処方されるときに大きく分けて
・エキス製剤
・煎じ薬
・錠剤
があると思います。
まず、
エキス製剤
ツムラやコタローなどと書いてある1包ずつの漢方薬の事ですね。
これは、工場で一度煎じられたものを粉末にして詰められているそうです。
そのため、煎じる手間が省けていつでもどこでも持ち歩きが出来るのでとても便利です。
エキス製剤は、お湯に溶かして香りも一緒に楽しむ(ことは出来ないかもしれませんが)
薬効成分が香りにも含まれているので温かいうちに飲みましょう。
特に、冷えが気になる人で身体を温める様な効果の漢方薬を飲んでいる方は特にお湯に溶いてのみましょう。
私の実感なのですが・・白湯に溶いて飲んだ時と普通の水で普通の薬の様に飲んだ時では効き目に歴然とした差が出ました。
今回逆流性食道炎になって初めて白湯に漢方エキス製剤を溶いて飲みました。まずさに慣れている私も、3つ分の漢方薬を飲み干すのには大変苦労してちょっとオエ!!とえずく位でした。
しかし、効果は抜群!!※ただし・・私の主観です。
段々と体調が良くなり逆流性から蓄膿症のお薬に変更になった時にも飲んだ直後から身体が温まり効果が早かったのですが、段々と面倒になり(お湯を沸かすのが)しばらく水で飲むようになった時に、多少体調が微妙になっていてまたさ湯に溶かしたら体調が持ち直したという事が一度ならず2.3度あったのです。
エキス製剤によっては、一旦白湯に溶かしてから常温になってから飲んだ方が良いものもあるそうでそのあたりは、掛かりつけの漢方医に相談してください。
※我が家の子供たちは、漢方薬を飲むのは平気なんですが(赤ん坊の時から近所の医者で葛根湯などだされたため)一人は、錠剤タイプの小青竜湯(ショウセイリュウトウはまずいらしいです)もう一人は、全てエキス製剤を水で飲んでいますが効果はある様なので、余りにまずくて苦痛になるくらいならお湯に溶かさず普通に飲んでもらっても大丈夫と薬剤師さんが言っていました。⇒我が家の子供達には溶かしたものは拒否されました(◎_◎;))
・煎じ薬
煎じ薬は、私の通っている漢方内科では出されない様ですが(多分)
以前通っていた漢方薬局では、奥の方に煎じ薬があり・・学生時代にどうにも自律神経を乱してしまい・・(;’∀’)夜も眠れず母に連れていかれた時に店頭で脈診やら腹診やらしてもらいその場で煎じた漢方薬を飲ませてもらいました。
(処方されたのは、粉薬でした)
すごく即効性があって俄然効き目があったので今も漢方を信じるきっかけになった体験です。
本来、土瓶で煎じます。または、小鍋(鉄製、銅製のものは避ける)を使って一日分の薬を煎じて朝、昼、晩に分けて服用するようです。大変便利な自動煎じ器というのも販売されているのでそれを使うと毎日の手間が省けます。
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煎じ薬を処方されるときは医師や薬剤師さんが細かく方法を教えてくれますが、平均して煎じる時間は、40~50分・・・煎じた薬は熱いうちに濾します。そして、暖かいうちに飲みそれ以外の一日に飲む分は冷蔵庫などで保管します。
結構、手間がかかりますね。お湯を沸かすのすら面倒な私には到底続けられる気がしませんが・・やはり、煎じ薬は身体に合えば効果も抜群だそうです。
煎じている時に結構な臭いが出て臭くて家族やご近所からも臭いが…と言われてしまう場合もあるそうで中々日本の住宅事情だと難しい事もありますが・・・うまく、付き合えると良いですよね。
・病院で貰うエキス製剤とドラックストアで買えるエキス製剤の違い
漢方内科で出されるエキス製剤の事を、医療用漢方製剤
ドラックストアやネットで購入できるエキス製剤を、一般用漢方製剤と言います。
違いは、有効成分の量の違いと、処方箋が居るか要らないか・・という所です。
私が貰っている漢方薬・・以前ドラックストアで買ったものがあったのですが、良く見ると内容量が違っていました。こんなこともあるんですね。
また、病院で出されたエキス製剤は、保険が効くのでドラックストアやネットで買うよりも自己負担は安く済みます。
まあ、その分診察代もかかっているのでどうなのかな??と思う事もありますが・・・
漢方薬の効果を十分に発揮する飲み方は??
エキス製剤にしろ、煎じ薬にしろ・・飲む時間帯もとても重要なんですよ。
医師から指示された食前、食後、食間などの飲む時間には一つ一つ意味があります。例えば、私は3種類漢方薬を出されていますが、薬によって飲む時間が違います。実は、面倒ですが面倒な気持ちよりも治したいという気持ちが勝るので真面目に取り組んでおります。
特に忘れやすいのが、食間(食事のあと2時間位経ってから飲むこと)
予め、朝には朝の分の漢方薬を全てキッチンに置いておき忘れない様にしていますが、これが仕事などしている人だったら忙しくて飲むひまがない人も居ると思います。
医師曰くそういう場合は、なるべく食前に飲むようにと言っていました。忘れるよりは全然いいらしいです。
本によっては、飲み忘れた時には、一回の服用分は抜きにしてまとめて2回飲むことはやめてください。と書いてあるものもありますが・・
私のかかりつけの漢方内科では、忘れた場合は、まとめて飲むように指示されています。
(一日の漢方の服用する量が大切だそうです)ここら辺は、医師によって考え方が違うのでしょうか??)
また、症状が良くなると急に薬を勝手にやめてしまう人も・・・いますが、
私のかかりつけでは、症状だけでは無くて体質から(根本)から治すため、しばらくは飲み続けるように指示されます。(慢性の症状であるほど長期戦になる事も)
漢方薬の副作用と副作用に似た瞑眩とは??
西洋薬に比べて副作用が少ないと言われている漢方薬ですが、全くないとは言えません。
副作用の原因として一番の原因に上げられるのが・・「証」が身体に合わないという事です。
例えば
一般的にも知られている葛根湯・・・風邪の初期症状に良く効くと有名ですよね。
私は、この葛根湯がどうにも合わなくて(-_-;)家に葛根湯のエキス製剤が沢山あるんですが夫は、凄い良く効くみたいで風邪ひきそうになると。。。ちょうだいと言われますが私は、胃腸の具合がすこぶる悪くなるんですね・・これも証に合わないのかなと思っています。
具体的に言うと、虚証(精気が衰えた状態で抵抗力が低下)の人が、実証(体力や気力が衰えておらず、抵抗力が強い)の漢方薬を使った場合などに副作用が出易いのです。
また、生薬自体が副作用をおこしやすいものもあります。
例えば、子供が小青竜湯を処方されていて・・
医師に、ショウセイリュウトウは夜寝る前に飲むと眠りが眠りづらくなる事があるから早めに飲ませてと言われています。恐らく、小青竜湯に含まれている麻黄という生薬が関係しているようです。
処方された漢方製剤の他に勝手に自分で漢方薬を飲まない事
処方されたものは、医師が飲み合わせなども考えて危険が無いか判断して出されています。
そこに、自分で勝手に薬を追加して飲むのは大変危険です。
どうしても、飲みたいものがある場合は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
似ているけれど・・副作用では無い瞑眩とは??
特に症状が慢性化しているときに起こりやすいのが瞑眩という症状です。
飲み始めてから1,2週間たって返って悪化したという様な症状が出る事があります。
漢方薬が効いている証でもありますが、不快な症状は辛いのでそういった反応が出た場合副作用との見分けも付きにくいので医師に相談しましょう。
瞑眩とは、、整体や鍼治療などでもある言葉ですよね。
実際、凄い瞑眩に見舞われた事があって(整体で)辛くて辛くてしんどくてという事や
眠気が凄すぎて赤ちゃんの様に眠りまくる症状が出た事もあります。
その状態が過ぎると快方へ向かうのですが中々辛いものです。(◎_◎;
まとめ
病気になって漢方内科へ通う・・・この先どうなるんだろう??本当に良くなるのかな??早く具合が良くなりたい!!そう願う気持ち!!
不安と期待が入り混じる気持ち・・・
少しでも効き目が良くなる様に。。。漢方薬の飲み方についてまとめました。
白湯で溶かしてから飲むというのは・・・ホント、ビックリでしたが身体も温まり・・・暑い夏でも頑張って続けています。
結構面倒ですが、数か月続けているのでもう一日の流れに組み込まれてきています。
場所を取る漢方製剤ですが、良い収納方法も見つけましたし(*^-^*)
体質を根本から改善するのには・・・長年の体調不良があったので・・・まだまだ時間が掛かりそうですが医師を信じてもう少し通ってみます。
また、漢方薬に付いて新たな情報がありましたらブログに書きたいと思います☆
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