【直葬】お通夜告別式なく火葬!メリットとデメリットは?

うちの祖母は、直葬で送り出しました。

孫である私は、初めて直葬のお葬式に参列して今までに経験したお葬式との違いに驚きました。

かなり、簡略化されてあっさりしたお式でしたが、私たちにとって、祖母をゆっくりとお見送り出来たのは、とても良かったし、色々と孫同士で祖母の思い出話を話せたのは良かったなと思います。

そんな直葬のリアルな体験談をお伝えするとともに、直葬のメリットとデメリットについてと

将来のお葬式費用についてまとめました。


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直葬って何?家族葬との違いは?

お葬式の用語って難しいですよね。私も実際に祖母のお葬式に出るまで直葬や家族葬の意味や違いが分かっていませんでした。

直葬とは・・・お通夜告別式などをせずに火葬だけを行うお式の事です。火葬式とも呼ばれます。

家族葬とは・・通常のお葬式は、色々な知人や会社の人なども参列しますが、家族葬に関しては、ごく親しい身内のみで執り行う儀式ですが、直葬と違いお通夜や、告別式は行います。

最近は、家族葬や直葬が多くなってきています。うちの祖母の場合は、高齢で親戚や友人もかなり亡くなっている事と、亡くなる前にかなり長く病院に入院していたので、近所のヒトとも交流がなくなっていたので、自然に親族だけでという選択肢になりました。

他にも親戚関係で色々とあり、結果的に経済的にもそういう形になったのかなと思いますが

詳しい事情は、母たちが決めたので分かりません。

※一つ言える事は、最後の方の入院や色々な金額について祖母のお金だけでは足りず、母たちがかなりの額を出していたようだったみたいです。

最近直葬や家族葬が増加している理由は・・・

経済的な理由・・お葬式ってかなり費用がかさみます。以前ファイナンシャルプランナーの人に、我が家の保険相談をしたのですが、生命保険の中にお葬式代200万円程度を見込むように言われました。

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それで、私は専業主婦ですが、子供と夫を残して万が一の事が合ったら…と思って

生命保険は、お葬式代を加味した650万円が出るように保険に加入しました。

高齢化社会・・・うちの祖母もそうでしたが、亡くなる人が高齢化しているので特に都会に住んでいる場合は、周りのとの交流が無い事で知り合いも高齢化で亡くなっていることから呼ぶ人が居ない。(うちは、東京です)

こんな理由が、最近直葬や家族葬が増えてきている理由と言えます。


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直葬で祖母を送り出した体験!子供と孫のみの葬儀

実は、祖母のお葬式は、元々私たち孫も呼ばれないで母たち姉弟で行われる予定でした。

(母は、4人兄弟です)

しかし、色々な話し合いがあったのか、取りあえず、祖母の娘、息子たち(母たち兄弟)とその配偶者、そして孫までが参加する事になりました。

我が家で言うと、うちの夫と子供たちは、参列しないで家でお留守番でした。

斎場に着くと、母や叔母や叔父が集合していました。物凄く遠い斎場で大変でした(;´Д`)

方向音痴なので・・・私の兄弟も来ていて、10年以上ぶりに会ういとこたちも居て懐かしくておばあちゃんが会わせてくれたのかな・・・なんて思ったりしました。

火葬まで、1時間位待ち時間があったので、叔母が上のカフェで好きなもの飲んでいとこ同士で話して居なさい。と言ってくれたので、私たちは、カフェで火葬の時間まで祖母の思い出話を話しました。

年の離れたいとこが居るのですが、最後にあった時がまだまだ小さい子供だったのに、大学生くらいになっていて本当にびっくりしました!!!

でも、久々に皆で色々話して嬉しい時間でした。これは、直葬ならではのゆったりとした時間でした。

その後、いよいよ火葬場へ行きました。

そして、祖母のお棺の中でさようならの挨拶をして送り出しました。

しばらくして、お骨を取り上げるために集まりました。

骨だけになった祖母・・・凄く細くて小さい骨でした。色々手術もしていたので、ボルトもそのまま残っていて痛々しかったです。

で、皆でお骨を拾って骨壺に入れて終了です。本当に、あっという間でした。

でも、とても満足できるお葬式になったと思います。

今まで、テレビで密葬とか、家族葬とか言葉を聞いた時どうしてそんな事

するのかな??不思議に思いましたが、実際に参列してみるとかなり満足度が高かったです。


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直葬のメリットとデメリットについて

直葬のメリットは、ずばり・・費用の面が一番大きいです。

お葬式に関する全国調査によると

・一般的な葬式の全国平均は、1459091円

・直葬の全国平均は、出ていませんが、 最も多い価格帯が20万円~40万未満になっています。

一般的な葬儀は、沢山の参列者にふるまう飲食代や香典返しも必要になります。意外に、葬儀をしてくれる宗教者へのお布施も高額な場合があります。

※直葬の場合、お布施も必要ないのです。

(義母が言っていましたが、お布施の額は、数十万単位から数百万の事もあるそうです)

もう一つのメリットが、時間がかからない

夫の父が亡くなった時、すぐにお通夜をやらない地域で5日間くらいお葬式が終わるまでかかり大変でした。

夫の田舎は、色々と決まりがある地域でお葬式も近所の形式で行われました。

祖母の直葬の場合は、集まってから3時間以内に葬儀の全てが終わりました。

火葬と骨上げをして終了です。

そして、私はおばあちゃんが大好きだったので思ったのが

一般的なお葬式よりも故人の事を思い出して親戚で話す時間が沢山あった

また、比較して恐縮ですが、夫の父のお葬式では、乳飲み子を抱えて夫の会社の方などにご挨拶やら親戚へのご挨拶など忙しすぎて悲しむ暇もなかったです。

直葬のデメリットは・・・

これは、もう一番大きいのが

後になって、参列できなかった人から不満や文句を言われる可能性がある事です。

特に高齢の方は、お葬式などの儀礼的なものを凄く大切にしている人も多く

また例に出して恐縮ですが、夫の田舎の方では、お葬式をやらないなんて選択肢は、まずないと思います。

うちの祖母は、東京住まいでずっと一人暮らししていてあまり知り合いも居ないタイプだったので可能でしたが、色々な知り合いが居る場合は、後になって次々に家にお焼香に来てくれる人の事、連絡が来る事など色々な手間を考えるとお葬式で一度に皆さんへのご挨拶を済ませるほうがいい場合もあります。

まとめ

直葬と家族葬の違いと直葬のメリットデメリットについて色々まとめました。

結果的に、直葬に向いている人、向いていない人がいると思います。

そして、地域や宗教観にもよると思うので一概に言えませんが、こんな選択肢もあるという事を知って頂けたら幸いです。

どちらにしても、お葬式には多少なりとも費用が掛かります。

また、お墓が無い場合、お墓代もかかります。

亡くなる時にもお金は必要なんですね。我が家は、子供達に迷惑をなるべくかけないように、夫も私も保険の見直しをして生命保険に、入っています。

貯金が豊富にある場合は必要ないと思いますが、我が家は・・・なので安心のために加入しています。

でも、今の保険も5年経ったら、家族に合わなくなる場合があるので、見直しは、5年置き位に行うと良いですよ。

我が家も近々行く予定で申し込みをしました。
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